自動巻線機について
ウエノは、2007年に世界初となるトロイダル型コイルの自動巻線機を開発しました。
作業時間の短縮や品質の向上などが認められ今日では世界が注目する“ウエノの技術”となっています。
ここでは、ウエノの自動巻線機についてご紹介いたします。
ウエノの開発の取り組み
巻線機に関しては、日経経済新聞ものづくり大賞「日経BP特別賞」(2008年)、第12回新機械振興賞「機械振興協会会長賞(2015年)をいただきました。お客様が求める“特性を高めつつ、より軽く・小型に”を合言葉にこれからも更なる新製品を生み出して参ります。
ウエノコイルの高速自動巻線機
コイルのデザインを一新
超高速巻線の実現
ウエノコイルの高速自動巻線機は、コイルのコアや銅線の形状を一新することで実現しました。手巻きに比べて、約1/50の時間で巻線が可能です。累計販売台数1億台以上で主にTVやLED照明、ACアダプタなど電源回路に搭載されております。
中国東莞工場 自動巻線機
ウエノコイル ’s data
- 新形状
- 平角線
- 小型
- 5秒/個
トロイダルコイルの自動巻線機
安定した高い品質のコイルを、
短納期で生産します
2007年に世界初となるコモンモードチョークコイルの自動巻線機を開発しました。人が行う繊細で複雑な動きを機械化することで、品質の安定化・納期の短縮を実現させました。国内生産拠点の三川工場で使用されており、累計生産台数で6,000万個(2019年7月時点)に至ります。
自動巻きトロイダル ’s data
- 従来型形状
- 丸線
- 90秒/個
手巻きによるコイル製造
多品種・短納期生産にも対応
ウエノでは1982年の創業以来、手作業によるコイル製造を行っております。様々なお客様のニーズに対応すべく多品種・短納期生産などにも対応しております。
手巻きトロイダル ’s data
- 従来型形状
- 丸線
- 240秒/個